あたしはたくみが好き…
あたしはたくみが好き…
そう気づいてからは
学校に行くのが
楽しみで楽しみで。
毎日がウキウキした。
久しぶりだったんだ…
こんなにも人を好きになったの。
初めての席替え。
あたしは席替えを
したくなかった。
離れたくないから…
あたしとたくみは
案の定離れちゃった。
でも新しい班の皆と
すぐに仲良くなって
たくみ無しでも十分
楽しい生活になった。
たまに目が合うんだ。
嬉しくて嬉しくてたまらない。
心の中では万歳して
体では何も無かったかの様に。
あたしとたくみが
喋ることなんて無かったから
目が合うだけで、
たったそれだけで良かった。
あたしには十分だった。
それなのに神様は…
神様はあたしにとびっきりの
プレゼントをくれたんだ。
それは忘れもしない。
もう2年生が終わりを
迎え始めた三学期。
2年1組最後の席替え。
あたしのクラスでは
班長さんをきめて
その班長がクラスの子を
6人選んで班を決める。
要するに班長さんは
好きな子を自分の
班の一員にするんだ。
たくみは班長。
あたしはたくみの
班だったんだ…
一瞬夢かと思った。
たくみが選んでくれた。
このあたしを…
その日からあたしは
ずっとキュンキュン!!
毎日が幸せすぎた。
同じ班になってから
よく喋るようになったんだ。
メアドも聞くことが出来た。
本当に幸せだった。
たくみとする何気ない
会話の一つ一つが
あたしの大事な宝物。
あたしに向けられた笑顔。
優しい声で笑うあの笑い声。
全部全部あたしに
見せてくれたよね。
でもね。
その笑顔。その声。
たくみの全てを
自分だけの物に
したくなったんだ。
あたしはたくみが好き…
そう気づいてからは
学校に行くのが
楽しみで楽しみで。
毎日がウキウキした。
久しぶりだったんだ…
こんなにも人を好きになったの。
初めての席替え。
あたしは席替えを
したくなかった。
離れたくないから…
あたしとたくみは
案の定離れちゃった。
でも新しい班の皆と
すぐに仲良くなって
たくみ無しでも十分
楽しい生活になった。
たまに目が合うんだ。
嬉しくて嬉しくてたまらない。
心の中では万歳して
体では何も無かったかの様に。
あたしとたくみが
喋ることなんて無かったから
目が合うだけで、
たったそれだけで良かった。
あたしには十分だった。
それなのに神様は…
神様はあたしにとびっきりの
プレゼントをくれたんだ。
それは忘れもしない。
もう2年生が終わりを
迎え始めた三学期。
2年1組最後の席替え。
あたしのクラスでは
班長さんをきめて
その班長がクラスの子を
6人選んで班を決める。
要するに班長さんは
好きな子を自分の
班の一員にするんだ。
たくみは班長。
あたしはたくみの
班だったんだ…
一瞬夢かと思った。
たくみが選んでくれた。
このあたしを…
その日からあたしは
ずっとキュンキュン!!
毎日が幸せすぎた。
同じ班になってから
よく喋るようになったんだ。
メアドも聞くことが出来た。
本当に幸せだった。
たくみとする何気ない
会話の一つ一つが
あたしの大事な宝物。
あたしに向けられた笑顔。
優しい声で笑うあの笑い声。
全部全部あたしに
見せてくれたよね。
でもね。
その笑顔。その声。
たくみの全てを
自分だけの物に
したくなったんだ。