単純…。 この子は春樹ににてる気がする。 「いいよ。そんな気にしないで。 それより…付き合ってくれる??」 再度告白すると、白澤は顔を赤くしながら「はい」と返事した。 成功だ。 「ありがとう。これからよろしくな、真菜。」 いきなり呼び捨てで、驚いた様子だったが、真菜も小さい声で「よろしく、宏樹」と言った。 ここから、俺たちの嘘の愛が始まる…。