「よぉ、田中。」 「佐々木………。」 見慣れた赤のユニフォームから、高校の白と黒のユニフォームになった佐々木。 1年経っても見慣れないな。 「その顔だと、俺の言葉は伝わったみたいだな。あのマネージャーから。」 「あぁ。」 「あのマネージャーかわいいな。紹介してよ。」 バカか、こいつ。 「あからさまに嫌そうな顔しなくたっていいだろ~。 じゃ、お互いがんばろうな。」 何が言いたかったんだ、佐々木。