「じゃ、綾人、競争な!
セコい技禁止な!負けたほうが売店でなんか奢りな!ヨーイどん!!」
はぁーーーーーーーー!?
つか、先輩!それはセコいの内に絶対に入りますから!
俺は、第3レーンへと勢い良く飛び込んだ。
────…‥
勝負には余裕で勝った。
うん。昔の感覚はすぐに戻ってきて150メートルを越えるくらいで巧先輩に追い付き、しばらく横を泳いですぐに抜かした。
巧先輩は、勝負に負けたのが悔しかったらしくてイジけてしまった。
ゴメン、先輩。こう見えても選抜選手に選ばれるくらいの実力あったんだな。
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