「田中、もうスパイク流し終わったのか?」

「はい。今から行きます。」





俺はまた、バーを跳ばせてもらえるようになった。





「早くしろよ。」

「はいっ!」





本当に嬉しい。

跳ぶのがこんなにも楽しいなんて考えてもみなかった。