「にのぉ…」

私は、にのに抱き着いた。

「大丈夫だよ。俺が着いてるから…いつまでも待ってるから…自分の気持ちを整理しな?」

「うん、ありがとう」

「またなんかあったら連絡してこいよ」

「わかった!ありがとね」

「おうっ!ぢゃあ家まで送るな」

「うん」

いっときすると家に着いた。

「なんか寂しい」

「帰ったら電話するよ」

「うんっ!」

「ぢゃあな〜」

「バイバイ」

私は家に入って部屋に行った。

もう誠とは終わりにしよう。

結局何の連絡もこなかった。

明日誠にメール送ろう。

そんなことを考えてると、電話が鳴った。

「はい…」

「俺だけど…」

「あっにの〜」

私の心がいっきに晴れる。