「おぉ明日希!」

にのの声を聞くと、涙が出てきた。

「ぐすっ…にの〜」

「えっ!?ちょっ…明日希?泣いてる?」

「うわーん」

「明日希?大丈夫だから…今から会いに行くから。家どの辺?」

「〇〇公園の近く…」

「わかった、ぢゃあ10分くらいしたら公園に居て」

「わかった…」

私は、着替えて公園に向かった。

少し待つと、にのが来た。

「お待たせ!乗って?」

「はい…」

私は、にのの車に乗った。

「で?どうしたの?」

「誠から何の連絡もないの…仕事忙しいのかなとか思うけど、クリスマスくらい一緒に過ごしたかった…私わがままかな?」

「明日希はわがままなんかじゃないよ!その気持ち俺にもわかるから」