「ごめん…にの…にのの気持ちはうれしいけど、私には誠がいるから…」

「だ…よな…何やってんだか〜俺…」

そういってアハハと笑った、にのの目にはいっぱいの涙が溜まっていた。

「にの?大丈夫?」

「大丈夫大丈夫!あっ俺ちょっとタバコ吸ってくるわ」

にのはそういうと、準備室から出て行った。

私は、教室にもどった。

「明日希、おかえり♪」

「ただいま!心愛」

「呼び出し何だったの?」

私は、さっきのことを心愛に話した。

「明日希…ちょっと屋上行かない?」

「あっうん…」

私たちは、屋上に行った。

「明日希がうらやましい…」

「えっ?」

「うちさ…実はにのが好きなの…」

心愛がにののことを好き…?