「美優♪うちらイメチェンもしたし、ナンパされたりして♪」


「いやぁ~ゆきは美人だけど、あたしはされないよ♪」


ゆきは、元気で美人で浴衣もすごい似合っていた


あたしは童顔だし足短いし…


ナンパなんて出会いは考えてもいなかった

むしろナンパの出会いは嫌いだった


憧れの出会いは、学校の先輩と~♪



…と思っていたけれど、あたしの入った高校は女子高…


美優の憧れは1つ失ったのだった…


「美優♪あたし焼きそば買ってくるね!待ってて♪」


あたしは道の端でゆきを待っていた


「すいませーん!」


美優に話しかけてきたのは、見た目チャラいタメ位の男の子

「何ですか?」


「あの…携番教えて♪」


…まさかのナンパ…


「すみません!友達待ってるんで♪」


「え~いいから行こうよ♪」


美優は腕をつかまれて連れていかれそうになった


「いいじゃん!おとなしくしねぇとただじゃおかねぇよ!」


美優は腕が引きちぎられそうになった


その時


「おい離せっっ!」


横から知らない男の子がつかまれた腕をはらってくれた


その時、ゆきが見回りに来ていた学校の担任の小林先生を連れてきた


男は慌てて行ってしまった


「美優ー!大丈夫?!焼きそば買って戻ろうとしたら小林先生と会って、美優を探したら男の人に腕つかまれてるんだもん!」


「ゆきぃ!こわかったよぉ…」


「美優、ごめんな。担任の先生なのにすぐ助けてやれなくて」


担任の小林先生は柔道部の顧問なだけあって、強い♪
おまけに性格も男らしくて大好きなのだ♪


「先生もゆきもありがとう!実は男の人が助けてくれたんだ」


美優はその人を探したけど、男の人を見つけられなかった…

「まぁ、美優!無事でよかった♪危ないから先生と花火見よ♪」


「先生も美優とゆきと見たいぞ♪♪」


「それなら安心だね♪(笑)」


そういって花火はゆきと担任の先生と見ることになった♪(笑)