その場から走り去る、私の
後ろ姿を、彼が見つめている
事に気づいていたけれど

彼の想いに答える事は
私にはできなかった。

彼が、どんなに素敵な男性
だったとしても、私の心に
貴方は住めない。

イオリしか住む事はできないの

もう、逢えない人なのに・・・
 
今までも、これからも

永遠に貴方だけ。

愛しい人

貴方は今頃、どうしているの?

鳴らない電話に、彼を想う・・

『貴方が怖いの
 
 怖くて、怖くて
 
 ・・・堪らない』
  
いつか、あなたに

そう、言われるような
気がしていた。