校内に入る。





相変わらず古びた校舎だ。





実は俺、ここの卒業生。




思い出に浸りながらも


高ぶる緊張を押さえ、




ゆっくり


一歩一歩。




苺の教室に近づいて行く。




きゃ―きゃ―騒がれてるが、
今の俺には関係ない。




落ち着け。俺





そうしてとうとう____





苺の教室の前まできた。





よし。








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