部室に行くと、愛美先輩や朱美先輩達もいた。


「座って。」


愛美先輩にそう言われ、あたしは朱美先輩の隣に腰かけた。




「あのさ…詩織の事なんだけど…」


愛美先輩がちょっと言いにくそうに言った。



「詩織ちゃん?」


あ~…そいえば今日休みだったなぁ。


「詩織ちゃんがどうかしたんですか?」













「昨日、みんなが帰った後の部室で、…手首切ってたったい…。」