あれから、高学年になるにつれて
俺の周りからは教師でさえ、
あまり近寄らなくなったし、
授業でも当てられて
答えを求められることもなくなった。


まだ幼かった俺は、
それでもいい・・・と。
友達なんか、
誠也達がいるから別にいらない・・・と、
強がってた。










心の奥に底にしまった感情。
友を欲しいという気持ち。
誰かに分かってもらおうなんて、
これっぽちも思わなかった。


その時の俺は
たぶん結構病んでたのかもしれない。