毎日毎日、
教師どもは俺を避けてるやつばっかで、
ちょっと肩でもぶつかれば
土下座して謝りそうな勢いだった。



そんな学校でうまく行く筈もなく、
友達はおろか喋る相手すらいなかった。







それから何ヶ月か経って、
また俺は引っ越すことになった。
中3で引っ越して転校なんてと、
職員室で教師たちが話してるを
聞いたことがあったが、
そんなの俺にはまったく関係なかった。


なぜなら?


今の俺のアタマでも、
有名な大学だって一発で
合格できるほどの秀才だったから。




だから俺には
何をそんなに心配することがあるのかと
ただ馬鹿らしく教師たちの話すことに
耳を傾けてただけ。