明らかにふてくされた表情

全身から立ち上ぼる怒りのオーラ

殺気だった目つきで
教室に足を踏み入れた

「なんなの?あれ」

その様子を声にだしたのは
私だけだった

水を打ったように
静まりかえっている

雰囲気は最悪だ

みんなの顔は
ああ、またか
と、あきらめの色が浮かんでいた

当然歌えるわけもなかった