「ホントにあんたは
いつもいつも
母さんに
起こされてばっかりでッ!?


ちょっとは
自立しなさいよね!?
ホント…」


いつもの調子で
ダラダラと
言われそうだったので


ご飯も食べずに、
学校の用意をして
家をでた。




―――――――――…
―――――――…




「ほんと毎朝
よくあんだけ
説教できるよなぁ…」


ぼやきながら
地元の駅まで歩く。




学校へは電車で通っている。


といってもまぁ3駅だけだが…




―――――――――…
―――――――…




そんなこんなで
いつも通りの時間に
駅に着いた。




暫くホームで
電車を待っていたら、


後方より女の人の声で




「優人君」


名前を呼ばれた。


不意な呼びかけに

無意識に
振り返ると……!!!?