「瀬戸決めないと
終わらないぞ」


「1番楽なのでいっすよ」


それだけ言って瀬戸
はイスに座った


先生は呆れた顔をする


そして次の奴を当てる
僕は1番最後に当てられる
から余った委員会になる


放送委員会が余ります
ように…


僕はどこかで願ってた


委員会決まってない奴が
僕ともう1人になった時
余ってる委員会は

保健委員会と放送委員会…


「じゃ俺放送委員で」


僕の前の奴が軽々しく
言った


えっ…
ちょっと待ったぁ!!


「俺も放送委員会が
いいです!」


僕はすかさず言った


「そうなると1人余るなぁ…」