あれからすぐ先輩が来た。 息を切らしながら。 必死に走ってくれたのかな・・・・ そー思うと嬉しいような心配かけた感じがして複雑な気分。 先輩は深呼吸をしてから私に近寄りベッドに座った。 「佳那? 大丈夫なのか?」 「うん」 先輩の目がやけに心配そうだった。 先輩はさっきから視線を下に落としたまま とうとう顔まで下げてしまった 「先輩――――――?」