あぁ。

もう駄目だ。



そう思ったら私はまた保健室に運ばれていた。





目を開けるとそこはやっぱりいつもの保健室で、

美妃の顔が見えた。



あの美妃が心配そうな顔してる。


おかしいなぁ。



「大丈夫?!最近いつも倒れてばっかり・・・・・。
ちょんとお医者さんに診てもらったほうがよくない?!」




美妃の目は真剣そのもので、今改めて美妃に迷惑かけたことに気づいた。




「大丈夫。」





私はその一言だけ言った。


まだ美妃は心配そうな顔。


美妃が心配してくれるの嬉しいな。



美妃の顔から不安が飛ばないから私は美妃の頭に手を置いた




「美妃ー。大丈夫だから?ね?」