それから支度して、いつもより余裕を持って登校。



なんか、今日は調子がイイ。


それは、薬のおかげなのかわからないけど、

調子がイイのにこしたことはない。





鐘が鳴り今日も1日が始まる。




「だから・・・・・によって・・・・・」



教室は静かで黒板に書くチョークの音が心地よい。



私はいつものように先輩がいるあの寮を眺めてる。




「であるから・・・・・だ。」




目の前がくらくらする。



朝早く起きすぎたか??


ヤバい。


苦し・・・・・。




苦しさに耐えられず教室を出た。


ガタンッ


教室はざわめきでいっぱい。





「おい!!一条・・・・・」


先生に怒鳴られ、そして教室を出ると同時に美妃と目があった。




その目はどこか悲しそうで、


また心配かけちゃったんだって思った。