「とりあえず今日は帰りな?」



「うん。」



佳那はそう言って立ち上がり俺と部屋を出た



それから
佳那をとりあえず寮に送った。



佳那は別れ際にどこか悲しそうな顔をしてた。



本当は寄り添って抱きしめたかった。

でも、そんなことしちゃダメだ・・・・・・・・・・。




佳那の・・・・・



カナノ血ガホシイ・・・・・・・




薬を飲もう。






相手は人間。


俺らの何倍も



脆く・・・・・・・・



・・・・儚い・・・・・・・・・