そして、飛び起きるように私は体を起こした。




「ッッ!!!」




また、見た。



何なの?

コレ?



怖い。


怖い怖い怖い。




向かい側に座ってる先輩はビックリしてこっちに来てくれた。





「おい。
どうした?」



怖かった。



怖かったよ・・・・・・





私は無意識に先輩に抱きついてた。


先輩は何も言わずにただ、抱きしめてくれた。