「気持ちいい…」

空から街全体を見下ろす

「あそこの建物だけ宙に浮いてない?」

一つだけキラキラと輝き
宙にを浮いている建物があった

「あぁ…あれは
宮殿だよ
王様と王妃様がいるよ…」

そう…君のお父さんとお母さん

「…お城とは違うの?」
「う~ん…お城は
第二の宮殿かな…
本家は宙に浮く宮殿だよ」
「ほぉ…」

何だかあの宮殿…
見覚えがあるわ…

…そんなはずないっか!!

「さぁ降りようか
もう広場だよ」
「わかった」

スースーッ
ストンッ

ゆっくりと地面に着地した

「ワァ…」

さっき広場に来たときとは
違ってたくさんの出店が出ていた

噴水には…カボチャが
集まって何か話している