携帯電話に着いている蒼とお揃いのストラップ…。
蒼は…何を考えてあんなこと…。
了承はしたものの、私の心の中はなんだかスッキリしない。
本当にこれでよかったんだろうか…。
秋野さんの事。
蒼の事。
考えたって答えはでないのはわかっているはずなのに考えずにはいられない。
昨日の事を考えてるうちに、いつの間にか外は明るくなっていた。
自然と、ストラップに目が言ってしまう。
今日私が学校へ行かなかったら…。
茜も蒼も心配するだろうな…。
そんな事をグルグルと考えていた。
私は登校準備を済ませ、靴を履く。
気合いを入れて、立ち上がり、自分の両頬をパチンと叩く。
「よし!」
独り言を言いながら、ドアを開け、エレベータに乗り込む。
「おはよう!」
「うぇ?!」
マンションから出た途端、声をかけられる。
突然の出来事に、私は妙な声を発する。
その声を聞いて、目の前にいる男の子は自転車にまたがりながら笑っていた。
「なんでいるの?」
「お迎えにあがりました!」
夢でも見ているかのような感覚で、足は前に進まなかった。
「早く!後ろ乗れよ」
目の前にいたのは、もちろん蒼。
まさか、ここまでしてくれるとは思ってなかった…。
いつまでたっても動かない私に、蒼はスタンドを立てて、私の手を引いた。
そのまま後ろに座らされ、学校に向かう私たち。
『守る…』
確かに、昨日蒼はそう言ってくれた。
でも…四六時中一緒にいるなんて不可能だよ…。
蒼は…何を考えてあんなこと…。
了承はしたものの、私の心の中はなんだかスッキリしない。
本当にこれでよかったんだろうか…。
秋野さんの事。
蒼の事。
考えたって答えはでないのはわかっているはずなのに考えずにはいられない。
昨日の事を考えてるうちに、いつの間にか外は明るくなっていた。
自然と、ストラップに目が言ってしまう。
今日私が学校へ行かなかったら…。
茜も蒼も心配するだろうな…。
そんな事をグルグルと考えていた。
私は登校準備を済ませ、靴を履く。
気合いを入れて、立ち上がり、自分の両頬をパチンと叩く。
「よし!」
独り言を言いながら、ドアを開け、エレベータに乗り込む。
「おはよう!」
「うぇ?!」
マンションから出た途端、声をかけられる。
突然の出来事に、私は妙な声を発する。
その声を聞いて、目の前にいる男の子は自転車にまたがりながら笑っていた。
「なんでいるの?」
「お迎えにあがりました!」
夢でも見ているかのような感覚で、足は前に進まなかった。
「早く!後ろ乗れよ」
目の前にいたのは、もちろん蒼。
まさか、ここまでしてくれるとは思ってなかった…。
いつまでたっても動かない私に、蒼はスタンドを立てて、私の手を引いた。
そのまま後ろに座らされ、学校に向かう私たち。
『守る…』
確かに、昨日蒼はそう言ってくれた。
でも…四六時中一緒にいるなんて不可能だよ…。