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「龍斗ぉ~☆」


「げっ....」



あれから一週間が過ぎた。
バイトの休みがやっと取れた。

何故かこの日ヤグに会った。



ばったり。



なんか...
会いたくなかった奴!




「久しぶりだなぁ♪」


「食い逃げやろー」


「なんだよ~。怒んなって!」


爽やかに流すんじゃねーよ!
この馬鹿!!!

「あの後、結局!
金払ったんだよっ(怒)」


「ごちっ☆」


「・・・・・・(殺すぞ、てめぇ)」



「お前、今からどっか行くの?」

「まぁ。」


そう。今日は
中川の家にお礼をしに行く!
(↑やっと!!!)


でも、一週間も過ぎたら
さすがにキツイかなぁ...


と思ったが!!!


俺は礼儀を忘れない奴だから!
(↑????)



「ふーん。俺は今からナンナちゃんちに行くんだ♪」




・・・・・・・・。





・・・・・・・・・。




・・・・・・・・・。





「わりぃ。俺、最近...耳遠くなったかも。何て言った?」



「聞こえたろ。絶対」




「わりぃ。俺、一瞬だけ夢見てたかも。何て言った?」


「・・・・・・お前、ボケ担当だっけ?」




「中川の家行くって言った?」


「人の質問には答えねぇーの?(しかも、聞こえてんじゃん)」






・・・・・・・・・。


ガーン・・・・・。



「・・・・・・(あっ、やっと落ち込んだ)」