「私の名前は桜木 舞。よろしくね!!」

「俺は天地 龍斗です。」


なんかこの女、やけに近い。


「ねっ☆龍斗くんって彼女とかいるの?」


「あぁー・・・・いないです」


「そうなんだ~。私、最近フラれちゃってぇ~」


「そうなんですか」


どーでもいい事話すんじゃねーよ!


「今、一人で淋しいんだぁ~」


「可哀相ですね」


アナタの性格が。



「でしょぉ。慰めてくれる?」


この上目遣いが、
慰めてって顔か?



「そろそろ俺、戻ります」


「えっ!?」



俺は立ち上がって
店内に戻った。



やっぱ女って、

苦手。