でも、ちょっと女ばっかりだと・・・な。


「ちょっと!そこのキミ!!ウーロン2つ!!」

後ろからまた声がした。


今度は男の声だ。


・・・・けど何処かで聞いたような~...。



振り返ると・・・・



「・・・・・・ヤグ・・!?!?」


と・・・知らない女。



「よっ!!頑張ってるね~」



「お前、なんでココに居んだよっ!」

「いやぁ~、大学でナンパした子と食事でも~と思ってね~」


そう言いつつ、目を逸らしてるヤグ。


「・・・・ふ~ん。」

コイツの狙いわかった。


「安くしてもらおうってか?」


そう言うとヤグの肩がビクッと動いた。


やっぱりな...。



「ダ、ダメかな~龍斗くん?」


「ダメだ」

馬鹿かコイツは!!!
いや、馬鹿だけど!!!


「えぇ~!!!!」

くねくねと動くヤグは
まるで、前見たパンダ女の様だ。


「えぇ~じゃねーよ!!俺はな、今日!入ったばっかり!!」


「で?」


だから何?みたいな顔で俺をみるキモい男(←もちろんヤグの事)

一回、ここにある皿で
コイツの頭を殴りてぇぇ!!!