次の日。



「い、いらっしゃっいませ」


今日は初めてのバイト。

慣れない仕事に俺も戸惑う。

お客も続々と入ってくる。


「龍斗のおかげで、お客が増えたわ~うふふ」

と、店長。


呑気に笑ってねぇーで、
お前も仕事しろよっ!!


なんて言ったら、クビになるから言わねーけど。


てかよ...
こっちの制服、なんか着心地わりぃーんだよな。


ネクタイなんてして。

あ゙ぁ~...キツイ

俺がネクタイを緩めると


「キャーっ!!!」


色んなところから、女の声が聞こえてきた。


誰か有名人でも近くにいんのか?


「あっ、あの~すいません///」


女に後ろから声をかけられた。

「はい。何かご注文でしょうか」


「あっ、いえ...その、、」


なんだ?
注文じゃねーの?



「・・・・・??」

俺が首を傾げると、



「や、やっぱり何でもありません。すいませんでした///」


そう言って、どこかへ行ってしまった。



意味わかんねぇ~

しかも、やたらと女の客が多い気もする。


これが普通なのか。