――――――――― ―――――――― 「こころ!」 ベンチに座ってるあいつを見つけると回りを気にせず大声で呼んだ。 ...なのに、わざわざ一度振り返ったくせして いつものように、お前はまた前に向き直る。 ...わー、ひでぇ。 だけど俺だってこんなんじゃ折れない。 毎回これなんだからもう慣れちまったよ。