「ついた」
あの後自転車に乗せられて何処かの家に連れてこられた。
何か超豪邸な家に着いたのですが・・・。
「ここ何処ですか・・・」
「俺ん家」
―でかいですね・・・
じゃなくて・・・。
何でお礼が家何ですか・・・
そう思っていると、その男の人が「こっちこっち」と手招きをしていた。
私は恐る恐るその男の人について行った。
玄関には、「NAKANO」と描いてあった。
中野さんねぇ。
って!!!
中野さんってあの超やばい人じゃん!!!
超FURYOUさん!
に、逃げたい・・・。
「あ、俺中野智悠(なかの ちゆ)御前わ?」
「か・・・金橋來乃(かなはし らいの)です・・・」
「來乃って呼ぶな。俺の事ち-でいいから」
嫌々嫌々!!!!
超FURYOUさんを呼び捨て駄目でしょ!!
「智悠さん・・・何で家なんですか・・・」
その瞬間ギロッとにらまれた。
「ち-で良いって言ってるぢゃん。」
そう言って歩き始めたち-。
いいや、、本人がち-って呼べって言ってるし。
呼ばなかったらまた・・・。
そう思っているといつの間にか{TIYU}と描いてある部屋に到着していた。