「そっかぁ・・・。
 なんか、ゴメンな。」

「なんで、謝るのさ!!
 こんな話やめにして、
 楽しもうよ!!
 せっかくの、デートなんだからさ♪」

「そうだな・・・。」


俺はこの時気づいてなかった。


マイの本当の気持ちを・・・



「そろそろ、帰るか。」

「そうしよっか。」


夕方になり、
閉園時間も近づいてきた。


「ねぇ・・・
 ソウタ・・・。」

「ん?」

「あたし達さ・・・。」

「・・・。」

「別れよっか・・・。」