「恵美、こんなところに居た」

「加奈あ」



私は、加奈の胸に飛び込む




「...あのさ、奈津に恵美がここに居るって教えてもらったんだ。んで、そのときの奈津、顔真っ赤だったのね...何かあった?」


「グスッ...あのね」



私は、体育館であったことを話した


屋上でのことは、恥かしくて言えなかった






「へぇ...不器用な遠藤なりに頑張ったんだ」

「...うん」




恋愛が苦手って言ってたもん