佳代ちゃんは自分の緑色のかばんを持ってきた。




「・・・これです。」

尾崎先輩はみんなの前で持ち物を出していく。






佳代ちゃん、違うよね?
佳代ちゃんは絶対にそんなことをしない・・・




「・・・何、コレ?」


先輩が佳代ちゃんの鞄の中から、煙草が出てきた。

…嘘。
本当に佳代ちゃんが?




「!?!?!違います。先輩っ。」

佳代ちゃんは一生懸命否定するけど、
無駄みたい。


みんな佳代ちゃんを軽蔑して
保健室に行った久美子を心配している。







・・・そういえば、久美子・・・


大丈夫かな・・・



私は佳代ちゃんが責められてる中、保健室へと向かった。