「佳代子ちゃん、試合出れそう?」
尾崎先輩が聞く。
・・・やめたほうがいい。
久美子が何をするか分からないよ?
佳代ちゃんは一瞬迷った顔をしたけど、すぐに
「大丈夫です。出ます。」
「うわ、うっざ・・・ぶってんじゃねえよ。」
久美子は尾崎先輩が立ち去った後、
佳代ちゃんに言った。
「・・・。」
佳代ちゃんは何も言わなかった。
ねえ・・・
何で何も言わないの?
今まで、いじめを見かければいじめられてる子の味方になっていじめてる子を注意してたのに・・・
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