「・・・聞いてんの?西川、真理子から離れろっ」


佳代ちゃんは
何もいわず、何事もなかったかのように立ち上がった



その態度にみんな
唖然とした。





だって百合ちゃんは、この時点でもう泣いていたから・・・





「~っ何よあいつ、まじむかつく!!!」
「本当、何様~??」



佳代ちゃんの態度にみんな怒りを感じていた。





「バスケ部、集合~っ」


尾崎先輩の呼び声でなんとかなったけど、佳代ちゃんへの怒りはしばらくおさまりそうになかった。