百合ちゃんを無視し始めて私はなんだか強くなった気がした。



もちろん、久美子の顔をうかがってるのは分かってたけど久美子と対等な立場になれた気がした。




そんな私を、
佳代ちゃんは見つけるたびに睨む。





見かけるといつも百合ちゃんといた。


そんな佳代ちゃんと私は一緒に登下校をいつの間にかやめていた。





百合ちゃんは部活にもあんまり顔を出さなくなった。






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「ねえっ大変っ!!!!!」


バレー部の森有美が私のところにやってきた。


いつも明るい有美。

何?
何があったの??


少しのことでもこんなに大騒ぎする有美。



別に大したことじゃないと思っていた。















































「渡辺、駅のホームに飛び降りたって!!!!」