「失礼しました。」




私はもう

先生に期待しないよ



先生が止めるのも聞かずに私は職員室をあとにしようとした。





グィッ



出た途端、誰かにすごい勢いで手を掴まれる。





「…真理子ちゃあん♪…センセ―と何話してたの?」


久美子が
わざとらしくそう言った。



久美子だけじゃない

池田さんも


元田さんも