有岡真理子。
15歳、高校1年生。




「佳代ちゃ~~んっ」




「あ。真理子っ!!!」




親友の西川佳代子。
佳代ちゃんはまっすぐで正直で優しい。


間違ったことをした時は
ちゃんと怒ってくれる…すごい人。



いつだって私は
佳代ちゃんを尊敬していた。



だけど、いつからだったのかな?




尊敬が憎しみに変わってしまったのは───