二人はしばらく黙って






波の音…






潮風のにおい…






お互いに昔を懐かしむように目を閉じた。






「なぁ?まゆ~?」






「なに~」





「ずーっと一緒にいような」



何?急に。


そんなの決まってるじゃん?



「うん。当たり前でしょ?」





「だよな」