里美と癒那は、二人で屋上へ行った・・・。

『なんで先生にいわへんの?里美ちゃんが言わんのんならあたしが言うから!!』
癒那は、怒って里美にいった。

『ダメだよ・・・そんなことしたら、癒那ちゃんまでヒドイ目にあっちゃうんだよ?それにあたしが1番とろいのは、本当だもん。私は大丈夫。だから放っていて。』
里美は、すごくかなしそうな顔をして去ってった。

貴方ならどうしますか?
自分を守るためにそのこをそのまま放っておきますか?
見て見ぬフリをしますか?
それとも、今日出会ったばっかの子だけど、苦しんでる・・・
見てみぬフリはできないから、何か、役に立つ事をしますか?

癒那は、教室へ戻った。

『ねぇ里美〜』
里美に声をかけていたのは、
【今宮 奈々】【奈美恵のとりまき14歳。】

癒那は、決意した。

『もうやったらあかん!あんたたち!こんなんただのいじめやん!!みんなもなんで止めへんの?』

癒那は、我慢の限界だった。

『なんなのよあんた、転入生は、黙ってなさいよ!』
『黙ってられるわけないやん!あんたら自分のやっとることわかっとんの?』