葵は俺の隣に走ってきた。



「何で先行こうとするのさー!」



俺たちは家が隣同士でいつも一緒に行ってる。




でも、こいつのせいでいっつもギリギリにつく感じで・・。




「いや・・だっていつも遅いしお前・・。」





俺はドキってした。




だって、葵がいつもと違う制服。



何かいつもより大人っぽく見えて、




いつもより・・可愛く見えた・・。




こんな葵初めて見たかも俺・・。



「ひっどーい!」



「まぁ、そう怒るなよ!これから嫌でもずっと一緒に居なきゃいけねぇし。」







「へ?なんのこと?」



うっわ、やっべ。


つい口に出してしまった・・・。




このことは最後まで内緒にしておくつもりだったんだっけどさ・・。




バレて・・・ねぇ・・よな・・・?