そんなことを考えていると
龍は自分の家に入っていった
は?意味わかんねぇよ
てか桃瀬どうすんだよ
どうしたんだよ
「桃瀬さん?どうしたん?
なんかあった?」
「あ……えっと……その……」
なんだよぉ早く言えよぉ
なかで健と智が待ってんのに…
今日の夕飯は俺が当番だし…
「ごめん。できれば早くしてもらえんかなぁ??」
「あ。ごめん……」
「……笹井くんのことが……き」
ん?今何言ったんだ?
俺が木??
意味わかんねぇ
「ん?俺がどうしたの?」
「…好きです。よかったらあたしと付き合って?」
…………はぁ!?
マジで!?
どうするよ……
龍は桃瀬のことたぶん好きだ
どうするよ俺……
「………少し考えていい?」
「うん」
「メールで返事してもいいかな?」
「え?うんいいよ」
「ありがとう。ちょっと待ってて」
よかったぁ……
そしたら龍とはなしもできる……
てか……俺は桃瀬のことどう想ってんだ?
龍のこと考えるまえに自分のこと考えなきゃなぁ