「どうした?」

貴方の声

「分からない
 貴方が好きなのか
 分からないの」

貴方は
私を強く抱きしめた。

貴方の
耳元で私は告げる。

「ただ
 貴方に触れたくて」

貴方は
優しく私の頬に
手を翳す。

「俺に触れた後は
 どうしたい?」

私は、黙ったまま
貴方の唇に手を触れた。

貴方は私に口付けて
くれた。

分からない・・・

どうなるか

ただ
貴方に触れたい。