本当に可愛い
彼女の声。
「私、キリヤ ナギ
って言います」
「キリヤ・・・?」
彼と同じ、苗字・・・
「そう、桐に谷で
キリヤ
浅羽さんは
下の名前、確か
・・・・・・」
「チトセ」
「そう、千歳
すごく可愛い名前」
「そうかなぁ?
千歳(せんさい)
って書くんだよ
そんなに
生きたくないよ」
私の言葉に、彼女は笑う
笑った顔、彼に似てる。
見つめる私のせいで
彼女は緊張したのか
机に置いたお箸を
落してしまった。
そして、そのお箸を
拾おうとして今度は
お弁当の袋を落とす。
「あっ」
袋を取ろうと
手を伸ばす彼女に
私は聞いてみた。
彼女の声。
「私、キリヤ ナギ
って言います」
「キリヤ・・・?」
彼と同じ、苗字・・・
「そう、桐に谷で
キリヤ
浅羽さんは
下の名前、確か
・・・・・・」
「チトセ」
「そう、千歳
すごく可愛い名前」
「そうかなぁ?
千歳(せんさい)
って書くんだよ
そんなに
生きたくないよ」
私の言葉に、彼女は笑う
笑った顔、彼に似てる。
見つめる私のせいで
彼女は緊張したのか
机に置いたお箸を
落してしまった。
そして、そのお箸を
拾おうとして今度は
お弁当の袋を落とす。
「あっ」
袋を取ろうと
手を伸ばす彼女に
私は聞いてみた。