「永遠に、貴方を
 傷つけるだけの女になる
 
 愛する貴方を傷つけるの
 は、つら、いよ・・・」

頬を流れ落ちる涙・・・

「私には、これ以上
 近づかない方がいい

 触れない方がいい

 優しくしない方が・・」

「もう、いい
 もう、何も言うな」

「貴方に触れたいけど
 触れられない
 
 私、怖いの
 こわい・・・」

震える私を貴方はその腕で
強く抱きしめてくれる。

「お前を、苦しめる
 つもりは無いんだ
 
 全ては俺の弱さ・・・」

『ママ
 
 僕達を捨てるの?』