男性は、顔色を変えて話し出す
「そう言えば今日、出先から
職場へ戻る途中、街で偶然
友達と遊んでいるナギを
見掛けて声をかけたんだ
買い物の為に場所を移動
したいと話していたから
車で送ってあげたよ」
「まあ、そうなの
職場に戻る時間
遅れたでしょう?」
「いやっ、大丈夫だったよ」
「そう、それなら良かった
あの子、この人形
気に入ってたから無くして
がっかりしてるかもしれない
早く、返してあげなきゃ」
買い物袋を持った男女は
玄関へ・・・
そう、この二人は
ひさぎとなぎの亡くなった父の
妹、仁美(ヒトミ)とその夫
祐樹(ユウキ)
「そう言えば今日、出先から
職場へ戻る途中、街で偶然
友達と遊んでいるナギを
見掛けて声をかけたんだ
買い物の為に場所を移動
したいと話していたから
車で送ってあげたよ」
「まあ、そうなの
職場に戻る時間
遅れたでしょう?」
「いやっ、大丈夫だったよ」
「そう、それなら良かった
あの子、この人形
気に入ってたから無くして
がっかりしてるかもしれない
早く、返してあげなきゃ」
買い物袋を持った男女は
玄関へ・・・
そう、この二人は
ひさぎとなぎの亡くなった父の
妹、仁美(ヒトミ)とその夫
祐樹(ユウキ)