「明日が待ち遠しいよ」

私の背中に、貴方の手が触れる

「ああ、俺も」

心地よい感触・・・

放したくない・・・

その唇に触れたい。

貴方を見上げて背伸びをする
私の唇が、貴方の下唇に触れる

その時、玄関のドアが開いた

「チトセ・・・」

男性と路上で抱き合い
口づけを交わす私を
見つめる祖母の瞳・・・

驚くのを通り越して
引きつっている祖母の顔色。