ひさぎ、貴方に

強く、キツく

抱きしめられて

私、こんなにも嬉しい・・・

私に伝わる、貴方の鼓動に
私は震える・・・

「・・・コワイよ」

「チトセ

 何も恐れることなんて
 無いさ
 
 俺がお前を守ってやる」

貴方は、必ず
私を守ってくれる。

「ひさぎ・・・
 
 私が、どんな人間でも
 貴方は私の傍に
 居てくれる?」

ひさぎの耳に届く

千歳の、不安な声・・・