私は、この年にして
人生を誤ってしまった。

どうしようもない
馬鹿な娘だとレッテルを
張られ、親からも
見放されている。

16歳で妊娠

高校を中退

そして、流産
 
将来を誓い合った男は
医者になる夢を
親に託されて育てられた

『生きる産物』

親の言いなりに
大学へ進学

流産した、私から
ラッキーとばかりに
離れて行った。

「お前が好きだ
 
 大事にする」

そんな言葉を信じて
全てを捧げた

私がバカだった。