家についたら、なんかドッと疲れが襲ってきてそのまま寝てしまった








「・・・ス!・・アス!・・・アス!!」

「わっ!な、何!?なみ!!」



「どうしたの?アス、今日ずっとボーっとしてて。なんかあった?」

「やー、昨日色々あってねー」



あたしは昨日のことをみなに全部話した



「ウソつけ!!そんなことあるわけないじゃん!アス映画の見すぎ~」

「ウソじゃないって!ホント、ガチで!」



「え~本当?じゃあ、今度、写メってきてよ」

「いいよ、マジビビるよ」



「まあ、妄想王子でもアスが恋できてよかった」

「妄想じゃねーし、リアルだし!好きなわけじゃないし!」



「まあまあ、それが恋だよvV」

「えー??」



「じゃあ、その、いちる?だっけ?その人のこと考えるとどんな気持ちになる?」

「例えば?」



「胸がキュンキュンするとか、ドキドキするとか、会いたいって思ったり」

「あんま、ないなー。『あの人、何者なんだろー?』とか考えるくらい?」



「そうそう、それだよ!それが恋!」

「そうなの?」



「それが、どんどん大きくなって、見たい、会いたい、触りたい、×××したい、×××たい、って思うようになるんだよ!」

「それは、みなだけでしょ!」



なんでそんな恥ずかしいこと堂々といえんの?!



「それは、ないってー!」

「アス顔真っ赤ー」